株式会社サンリオ(証券コード:81362)の株主優待が届きました。その紹介をいたします。
サンリオの株主優待制度
対象:3月31日および9月30日の株主名簿に記載されている株主
内容:テーマパーク共通優待券と株主ご優待券
株主優待到着
株主優待は2021年7月8日にサンリオのロゴとキャラクター(キティちゃん)が印刷されていて、一目でそれと分かる封筒で届きました。
封筒の中には、さらに「株主優待券在中」と印刷された内封筒が入っていました。所有株式数は100株です中身は中身はテーマパーク共通優待券が3枚、株主ご優待券が1枚になります。
優待券(テーマパーク共通優待券)は…
- 本券一枚で、サンリオピューロランドまたはハーモニーランドのどちらか1施設を1名1日限り利用できます。(サンリオピューロランドは2歳以下のお子様は不要、ハーモニーランドは3歳以下のお子様は不要です。)※サンリオピューロランドは事前に来場予約が必要とのことです。詳しくは公式ホームページをご確認ください。
- 有効期限は2022年1月31日です。
優待券(株主ご優待券)は…
- (券の裏面に記載の)サンリオショップまたはサンリオオンラインショップ にてお買物の際、1,000円の割引になります。
- 1,000円(税込み)未満のお買物にも利用できますが、釣銭はでません。
- 1回のお買物につき2枚まで利用できます。
- 優待券を利用した商品の返品・交換はできません(不良品を除く)。
- 有効期限は2022年1月31日です。
株価の推移 (ここ3年間)
優待の権利取り(基準日3月末、9月末日)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。
同社は2021年3月期が赤字となったこともあってか、株価は冴えない状況が続いていました。
今期(2022年3月期)は営業赤字が縮小の見込みで、復配も予定されているためか、株価は徐々にコロナ禍前の水準に向かって、回復しつつあるように思います。
むすび
サンリオの株価は2021年7月9日の終値が1,993円でした。2022年3月期の配当は年間16円と予想されています。このため、予想配当利回りは0.8%となります。また、予想PERは76.36倍、実績PBRは4.32倍です
同社の2021年3月期は、コロナ禍において、EC部門の伸長や、マスク・消毒スプレー等の衛生関連商品等を伸ばすことができましたが、イベント・販売促進活動の自粛や、インバウンド需要の消失、消費マインドの低下によるギフト商戦の落ち込みがあり、減収となりました。具体的には、売上高は410億円(前期比25.7%減)となり、営業損失が32億円(前期は21億円の利益)、経常損失が17億円(前期は32億円の利益)となりました。特別利益として雇用調整助成金等で10億円、特別損失として新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う店舗の臨時休業やテーマパークの臨時休園による損失等19億円の計上に対し、法人税等12億円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は39億円(前期は1億円の利益)となりました。
今期については、新型コロナウイルス感染症の完全な解決の時期が見込めない状況ですが、国内経済が回復軌道に乗ることを前提として、増収および営業損失の縮小を予想しています。
同社は、2024年3月期を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画を策定し、2021年5月25日に発表しました。本中期経営計画最終年度に、営業利益 30 億円までの反転を目指すとのことです。その達成に期待しつつ、当面、保有を続けたいと思います。
(投資は自己責任でお願いします)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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