2月に権利確定する株式会社プレナス(証券コード:9945)の株主優待を紹介いたします。2022年5月に届きました。
株主優待を取得するための条件と優待内容
対 象:2月末日の株主名簿に記載、または記録された100株(1単元)以上を1年以上継続保有する株主
優待内容:同社グループ国内店舗で使用可能な「株主お買物優待券」
1年以上の継続保有が必要であることには注意が必要です!
株主優待到着
株主優待は2022年5月27日に『株式関係書類在中』と記載された封筒に、第62期報告書と同封される形で届きました。封筒の外観からは株主優待が同封されていることは分かりませんが、別送するとその分、費用がかかるため、コストが抑えられて良いと感じます😄
外封筒の中に、「株主お買物優待券」と印刷された内封筒が入っていました。こちらは、一目で株主優待が入っていることが分かります。
内封筒の中に、『株主ご優待のご案内』と共に『株主お買物優待券』が5枚入っていました。100株以上1,000株未満の株主優待(2,500円分)になります。
株主お買物優待券とは…
- 『ほっともっと』、『やよい軒』、『MKレストラン』の店舗(日本国内の店舗に限る)にて、商品の購入、もしくはお食事の際に利用できます(クレジットカード決済を除く)。
- 現金との換金はできません(お釣りは出ません)。
- 各種割引クーポンと併用が可能です。
- 来店時に一人につき、2枚まで利用できます。
- 有効期限は2023年5月31日です。
券面のデザイン
どうでも良いことかもしれませんが…
券面の商品の写真が同じメニューであっても微妙に変わっていて、単なる使い回しではないことに気付きます。
【ご参考】過去2年分の同社株主優待に関する記事はこちら👇になります。
プレナス 株主優待の紹介 2020年5月到着 - i-papax’s blog
優待到着5月 株主優待の紹介 9945:プレナス 2021年 - i-papax’s blog
株価の推移
ここ3年の株価の推移からは、優待の権利取り(基準日2月末)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。1年以上の継続保有が必要なためかもしれません。
同社の2022年2月期の業績は前年同期比で増収増益となったこともあってか、昨年の後半の株価は2,000円を超える場面が多かったと感じます。しかし、2021年10月に発表された第2四半期決算が4月の予想に対し、減収、営業減益になったためなのか、株価は2,000円を切り、その後、ここ1,2ヶ月の株価は原材料や仕入れ価格の高騰などの懸念からか、やや低調に感じます。
(個人の感想です😅)
むすび
プレナスの株価は2022年5月27日の終値が1,944円でした。2023年2月期の配当は年間60円と予想されています。このため、予想配当利回りは3.09%となります。また、予想PERは24.55倍、実績PBRは1.46倍です。
同社の2022年2月期は、MKレストランの売上高が前年同期比でマイナスとなったものの、連結業績としては増収増益となりました。具体的には、売上高が1,430億36百万円(前期比1.8%増)、営業利益が40億53百万円(前期比349.0%増)、経常利益が75億78百万円(前期比271.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が22億27百万円(前期は、親会社株主に帰属する当期純損失25億45百万円)でした。。
今期(2023年2月期)については、商材原価低減に寄与する内製化商材を活用したキャンペーン展開、ネット注文やデリバリーサービス、キャッシュレス決済の強化、ターゲットを明確にした販売戦略、同社グループ工場での設備投資や各ラインの生産量に応じたフレキシブルな人員体制の構築による生産性の向上、海外での地域特性に合わせた事業展の推進などの施策により、売上高、営業利益ともに連続しての増加(前期比)を見込んでいるとのことです。具体的には、売上高が1,498億円(前期比4.7%増)、営業利益が60億60百万円(前期比49.5%増)、経常利益が65億30百万円(前期比13.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が30億40百万円(前期比36.5%増)と予想されています。
同社には年間配当を1株60円または配当性向50%のいずれか高い額にするという基本方針があります。先々期はコロナ渦の影響で中間配当が無配となり年間配当は1株30円となりましたが、先期には60円に戻り、今期も60円と予想されています。この場合、100株保有時の配当と株主優待を合わせた総合利回りは4%を超えます。引き続き、応援の気持ちも込めて継続保有したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の動画はこちらになります👇 もし、宜しければご覧ください。