2月に権利確定するDCMホールディングス(証券コード:3050)の株主優待を紹介いたします。2022年5月に届きました。
株主優待を取得するための条件と優待内容
対 象:2月末日に100株以上の株式を保有する株主
内 容:株主買物優待券
3年以上の長期保有により、優待内容が拡充します。特に100株~499株は金額換算では4倍に拡充されます。
株主優待到着
株主優待は2022年5月30日に『株式関係書類在中』と記載された封筒に、「DCM Repoort 2021.3.1~2022.2.28」と同封される形で届きました。封筒の外観からは株主優待が同封されていることは分かりませんが、別送するとその分、費用がかかるため、コストが抑えられて良いと感じます😄
外封筒の中に、全体が緑色の無地の内封筒が入っていました。こちらも、何が入っているのか一見しただけでは分かりませんが、「株主の皆さまへ」との記載がある株主優待の案内が同封されています。
内封筒の中に、『株主買物優待券』が4枚入っていました。保有株式数100株~499株未満、継続保有期間3年以上の株主優待(2,000円分)になります。
株主買物優待券とは…
DCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねや、DCMホーマックニコット、ホダカ、ケーヨーデイツー にて利用が可能です。
利用に際しての注意事項は以下となります。
- 現金との引き換えはできません。
- おつりはでません。
- 商品券、電子マネー、切手、印紙、その他同社が指定した商品・サービス等には利用できません。
- 盗難、紛失または滅失などの場合、同社はその責を負いません
有効期限:2022年6月1日~2023年5月31
ちなみに今回の優待券は青色系でさわやかな感じがしますが、前回の優待券は赤色系のでした。
【ご参考】 昨年の同社株主優待に関する記事はこちら👇になります。
株主買物優待券での購入例
過去には優待券で、このような商品を入手していました…。
水だけで手軽に栽培できる、とのことです。一度栽培を終えた麻の容器(植木鉢?!)は流用できるので、今は、パセリを植えています。同社では、他にもさまざまなオリジナル商品を楽しむことができます。
株価の推移
ここ3年の株価の推移からは、優待の権利取り(基準日2月末)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。
2020年9月23日には当時の巣ごもり特需もあってか、上場来高値を付けましたが、その後、株価は下落し、ここ1年はボックス圏のようにみえます。(個人の感想です…😅)
むすび
DCMホールディングスの株価は2022年5月31日の終値が1,060円でした。2023年2月期の配当は年間34円と予想されています。このため、予想配当利回りは3.21%となります。また、予想PERは8.27倍、実績PBRは0.65倍です。
同社の2022年2月期の業績は、特別定額給付金による需要の反動減等により前年同期比で営業収益は減収となりましたが、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については過去最高益を更新しました。具体的には、営業収益が4,447億5千0百万円(前年同期比94.4%)、営業利益が306億4千9百万円(前年同期比101.3%)、経常利益が303億1千7百万円(前年同期比102.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益が188億9百万円(前年同期比101.2%)となりました。
今期(2023年2月期)については、2022年9月1日に店舗名を「DCM〇〇店」に統一するなど、一連の統合による組織運営の最適化、迅速な意思決定などを進めることで、増収増益を見込んでいるとのことです。具体的には、営業収益4,951億円(前年同期比111.3%)、営業利益310億円(前年同期比101.1%)、経常利益307億円(前年同期比101.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益190億円(前年同期比101.0%)と予想されています。
同社はこのところ連続して経常最高益を更新しており、連続増配を継続中です。今期も経常利益1.3%増の5期連続での最高益更新が見込まれており、配当も1円増配の予想となっています。
同社の株主優待は長期保有によって拡充されます。100株3年以上保有であれば、配当と優待を合わせた総合利回りは5%を超えます(2022年5月31日終値の場合)。らくらく栽培セットで野菜を育てつつ、配当の成長にも期待しながら、気長にホールドを続けたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の動画はこちらになります👇 もし、宜しければご覧ください。