6月&12月に権利確定するアース製薬株式会社(証券コード:4985)の株主優待を紹介致します。2022年12月権利確定分の株主優待は2023年3月下旬に届きました。
アース製薬の株主優待制度
対象:6月30日及び12月31日に同社株主名簿に記録された100株以上を保有する株主
贈呈時期:基準日6月30日→9月予定
基準日12月31日→翌年3月予定
優待内容:グループ製品詰め合わせ
株主優待到着
2022年12月権利確定分の株主優待は、2023年3月下旬に届きました。保有株数100株以上の株主優待になります。
側面にアース製薬のロゴマークが印刷された段ボール箱で届きました。
箱を開けると、段ボールの仕切りを介して同社の製品が整然と並んでいます。
箱の中央に近い位置には『株主の皆様へ』と印刷された白い封筒が入っていました。
この封筒の中には「株主優待品送付のご案内」と「当社情報の掲載媒体見直しのお知らせ」が入っていました。
「当社情報の掲載媒体見直しのお知らせ」によると、業務報告書「あ~す通信」の発行は停止し、今後は同社のコーポレートサイトや新たなツールで情報を届ける、とのことです。
優待製品
今回の株主優待は、全部で4製品でした。
具体的には、以下の4製品になります。
(写真左から)
- 快適ガードプロ プリーツタイプ ふつうサイズ5枚入り(白元アース)
- バスクリン 極みの湯 気持ち落ちつく森の香り (バスクリン)
- アース天然ハーブの虫よけパール 260日用 無香性(アース製薬)
- ナチュラス 天然ハーブのゴキブリよけ 4個入り(アース製薬)
ちなみに昨年は、以下の4製品でした。毎回、同じような品種になっている気がします。
(※昨年(2022年3月)の株主優待の紹介はこちら👆になります。)
株価の推移
ここ3年の株価の推移からは、優待の権利取り(基準日6月末、12月末)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。
同社の2022年12月期は売上原価率や販促費の増加などの影響で利益が減少しました。その影響もあってか、株価はこのところ下落基調になっていると感じます。
(個人の感想です…😅)
むすび
アース製薬の株価は2023年4月13日の終値が4,765円でした。2023年12月期の配当は年間118円と予想されています。このため、予想配当利回りは2.48%となります。また、予想PERは19.53、実績PBRは1.67です。
同社は前期(2022年12月期)から「収益認識に関する会計基準」を適用しています。このため、前期の業績をその前の連結会計年度と単純に比較することはできませんが、会計基準変更の影響を除いた場合の売上高は対前年度比2.6%増でした。一方、利益面については原材料価格高騰や為替変動、販促費の増加などの影響により減益となりました。具体的には会計基準変更影響を除く前年比増減率は、営業利益が14.5%減、経常利益が13.6%減、税金等調整前当期純利益が11.1%減でした。
今期(2023年12月期)については、高単価新製品のローンチ、価格改定施策、海外成長などを主因に増収増益が見込まれています。具体的には、売上高は1,600億円(前期比5.0%増)、営業利益は80億円(前期比7.6%増)、経常利益は83億円(前期比2.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は54億円(前期比1.8%増)と予想されています。
同社の株主優待は年2回ありますが、100株保有(3年未満)の場合の株主優待利回りは1%未満です( 2023年4月13日時点)。長期保有(3年以上の継続保有)の場合であっても株主優待利回りは約1%に留まり、それほど高いわけではありませんが、優待製品自体は実用的なものが多く、有用だと思います。
なお、前期は減益でしたが、今期は各種施策などによる増収増益を見込んでおり、今後の業績が期待できることから、3年以上の継続保有の維持を念頭に、しばらくの間、保有を続ける予定です。
(投資は自己責任でお願いします)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の動画はこちらになります👇 ASMR風の開封(開梱)シーンもあります。もし、宜しければご覧ください。