株式会社タカラレーベン(証券コード:8897)の株主優待が届きました。その紹介をいたします。
タカラレーベンの株主優待制度
対象:毎年3月31日現在の株主名簿および実質株主名簿に記載または登録された1単元(100株)以上保有の株主
内容:おこめ券
株主優待到着
株主優待は2021年6月26日に株式関係書類に同封されるかたちで届きました。
封筒の中には、さらに花柄やその中心にTAKASHIMAYAと印刷された内封筒が入っていました。
さらにこの内封筒の中に、RICE GIFTと印刷された封筒が入っていました。
保有株式数100株以上~500株未満ですので、おこめ券(1kg)が一枚になります。
おこめ券は…
- 「全国共通おこめ券取扱店」の表示のある米穀販売店でお米440円分と引換えることができます(ご利用店によっては、引換えできない商品もあります)。
- 現金との引換えはできません。
- 現金等の支払い手段と併用できます。
- 有効期限はありません。
おこめ券は、お米屋さんのほか、全国のスーパー、デパートなどお米を販売しているところで利用することが可能であり、ウエルシアなどのドラッグストアや、コンビニでもファミリーマートのお米販売店舗では利用が可能とのことです。
株価の推移 (ここ3年間)
優待の権利取り(基準日3月31日)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。
同社の株価は2020年3月に一度、大きく下げ、その後、2020年10月~11月を底に再び上昇していました。しかし、2022年3月期が営業益続落の予想となっているためなのか、このところ株価は徐々に下落しています。
むすび
タカラレーベンの株価は2021年6月28日の終値が342円でした。2022年3月期の配当は年間14円と予想されています。このため、予想配当利回りは4.09%となります。また、予想PERは7.74倍、実績PBRは0.69倍です。
同社の2021年3月期は減収減益でした。具体的には、売上高148,397百万円(前年同期比11.9%減)、営業利益10,789百万円(前年同期比9.3%減)、経常利益9,933百万円(前年同期比11.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4,693百万円(前年同期比12.5%減)でした。なお、ゲストハウス型ホテルアセットの用途変更等による特別損失が減益の主要因とのことです。また、同社のコア事業である新築分譲マンション事業においては、売上高・売上総利益が過去最高の実績となったとのことです。
同社は、2021年5月14日に新中期経営計画を発表し、利益拡大のみに留まらない、事業を通じたCSR活動に取り組むことで社会課題の解決とSDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献し、さまざまなステークホルダーや社会からの信頼を得て、永続的な発展を目指すとのことです。
2022年3月期については営業減益の予想となっています。
同社の株主優待である「おこめ券」は1枚440円相当の価値があります。所有株式数100株の場合、配当を合わせた総合利回りは5%を超えます。新中期経営計画の達成に期待しつつ、当面、保有を続けたいと思います。
(投資は自己責任でお願いします)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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