i-papax’s blog

経済的にも身体的にも健全な状態を維持・向上するための『資産形成』や『生活防衛』、息抜きとしてこどもと一緒に採取した『いきもの』などについて発信します。

2月権利確定 株主優待の紹介 アダストリア 2022年5月到着

2月に権利確定する株式会社アダストリア(証券コード:2685)の株主優待を紹介いたします。株主優待は2022年5月に届きました。

株主優待を取得するための条件と優待内容

対 象:2月末日に100株以上の株式を保有する株主

内 容:株主様ご優待券(商品引換券)

株主優待到着

株主優待は2022年5月30日に『株式関係書類在中』と記載された封筒に同封される形で届きました。

赤い文字で「重要書類在中」との文字が記載されていますが、封筒の外観からは株主優待が同封されていることは分かりません…😐

別送するとその分、費用がかかるため、コストが抑えられて良いとは感じます😄

アダストリアの株主優待(封筒外観)

外封筒の中には、「株主様ご優待券」等の記載がある内封筒が入っていました。これは一目で何が入っているのかとてもわかりやすいです。

アダストリアの株主優待(内封筒)

内封筒の中に、株主様ご優待券の綴りが1冊入っていました。

表紙には赤い文字で「本券の有償譲渡・転売は禁止いたします」との記載があります。

アダストリアの株主優待(優待券の綴り)

この綴りに、¥1,000の株主様ご優待券が5枚綴られており、合計で5,000円分になります。保有株式数100株以上1,000株未満を2年以上継続保有した場合の株主優待になります。

アダストリアの株主優待(優待券1,000円×5枚)

株主様ご優待券

『株主様ご優待券』は、日本国内のアダストリア、エレメントルールおよびADOORLINKの全店舗とADASTRIA eat Creationsが運営する 「Jambe」「MS.CASABLANCA」の全店舗で利用することができます。(インターネット販売には利用できません。)

株主様ご優待券が利用できるブランド
(同封の書類より一部引用)

使用に際しての注意事項は以下となります。

  • ご家族やご友⼈を除く第三者に、有償で譲渡する⾏為および譲り受けた当該第三者によるご利⽤は、固くお断りさせていただきます、とのことです。

  • おつりはでません。

  • 利用の際は消費税がかかります(税込み価格に対して、利用できる、という意味だと思います…)
  • 紛失した場合、再発行はできません。

 

有効期限:2023年5月末日まで

※利用可能な店舗・ブランドは随時変更となる可能性があるとのことですので、最新の情報は同社コーポレートサイトにてご確認ください。

株価の推移

ここ3年の株価の推移からは、優待の権利取り(基準日2月末)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。

同社の株価はコロナ禍の影響もあってか、2020年4月6日に上場来安値をつけています。その後、2022年2月期の業績が前年同期比で増収増益となり、今期(2023年2月期)も連続しての増収増益の予想となっており、株価はこのところ上昇基調にあるように思います。(個人の感想です…😅)

むすび

アダストリアの株価は2022年6月2日の終値が2,183円でした。2022年3月期の配当は年間55円と予想されています。このため、予想配当利回りは2.52%となります。また、予想PERは15.68倍、実績PBRは1.83倍です。

同社の2022年2月期の業績は国内店舗の営業状況の改善、EC事業の成長や海外事業の伸長により、増収増益となりました。具体的には、売上高が2,015億82百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益が65億64百万円(前年同期比756.1%増)、経常利益が81億66百万円(前年同期比173.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が49億17百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失6億93百万円)となりました。

今後に向けて同社は、以前、公表した成長戦略を更新し、中期経営計画を策定しました。その概要は、以下の通りです。

①国内アパレル事業では、同社のマルチブランドポートフォリオを「独立型ブランド」、「成長型ブランド」、「収益型ブランド」に分類し、それぞれのステージに合わせて投資戦略や事業戦略を採ることで、規模拡大と収益向上の両立を図る。

②デジタル戦略では、自社ECの認知度や機能向上に投資するとともに、取扱いカテゴリの拡大やスタッフと顧客の関係性の強化により、購買客数と購買回数の増加を目指す。

③海外戦略では、ECの拡充を図りつつ、進出地域の特性に合わせた「グローカル」展開により、中国大陸での事業規模拡大を継続するとともに、東南アジアなど新たな市場の開拓を進める。

④新規事業分野では、飲食事業など新規事業のラインナップ拡充・収益化に加え、BtoB事業の開拓によりファッションの新たな可能性を広げ、業態の壁を超えた新たなビジネスモデルの事業化に取り組む。

上記戦略のもと、2026年2月期には、連結売上高2,800億円、営業利益率8%、ROE15%以上の実現を目指す、とのことです。

なお、今期(2023年2月期)の業績は増収増益の予想となっています。具体的には、売上高が2,300億円(前年同期比14.1%増)、営業利益が100億円(前年同期比52.3%増)、経常利益が100億円(前年同期比22.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が63億円(前年同期比28.1%増)と予想されています。

 同社の株主優待は2年以上の継続保有で内容が拡充されます。例えば、100株を2年以上継続保有した場合、配当と優待を合わせた総合利回りは4.8%になります。高利回りのインカムゲインを得ながら、事業の成長に期待しつつ、長期保有を継続したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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