イフジ産業株式会社(証券コード:2924)の株主優待が届きました。その紹介をいたします。
イフジ産業の株主優待制度
対象:毎年9月30日及び3月31日現在の株主
内容:保有株式数応じて「たまごギフト券」を贈呈
株主優待到着
株主優待は2021年6月26日に株式関係書類に同封されるかたちで届きました。
封筒の中に、さらに「たまごギフト券」と印刷された内封筒が入っていました。
保有株式数が100株以上1,000株未満ですので、「たまごギフト券」が3枚贈呈されます。
たまごギフト券は…
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全国たまご商業協同組合が発行するギフト券です。
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たまごギフト券取扱いに加盟している全国の小売店、スーパー、百貨店で利用できます。
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額面100円券として取扱われます。
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有効期限は2024年3月31日です。
たまごギフト券は鶏卵(白玉、赤玉、特殊卵)やうずら卵と交換ができます。釣銭はでないようですが、額面が100円と少額なので使い勝手は良いかもしれません。
株価の推移 (ここ3年間)
優待の権利取り(基準日9月末、3月末)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。
同社の2021年3月期の業績はコロナ禍や鳥インフルエンザの懸念などがあるなか、減収ながらも最高益となりました。
今期は増収増益が予想されているので、株価も上がることを期待しております。
むすび
イフジ産業の株価は2021年6月29日の終値が937円でした。2022年3月期の配当は年間26円と予想されています。このため、予想配当利回りは2.77%となります。また、予想PERは9.23倍、実績PBRは1.14倍です。
同社の2021年3月期は新型コロナウイルス感染症や鳥インフルエンザの影響が懸念されるなか、減収ながらも最高益を更新しました。具体的には、連結売上高が前年度比3.4%減の13,825百万円となりましたが、損益については、連結営業利益が同27.6%増の1,184百万円(7期連続増益)、連結経常利益が同27.2%増の1,210百万円(7期連続増益)、親会社株主に帰属する当期純利益が同35.2%増の830百万円(2期連続増益)となり、いずれも最高益を前年度に続き更新しました。
今後の見通しですが、新型コロナウイルス感染症の感染の再拡大により不透明な経営環境が続くことに加え、国内で鳥インフルエンザが大規模に発生したことにより鶏卵の需給の逼迫が懸念されています。
このような状況の中、2022年3月期の連結業績について同社は、売上高が前年度比18.2%増の16,344百万円、営業利益が同1.7%増の1,205百万円、経常利益が同1.0%増の1,222百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.2%増の831百万円と予想しています。
なお、同社は連結ベースでの目標配当性向を25%~30%としており、直近は3期連続で増配が続いています。業績次第ではありますが、今期も増配の予定です。また、株主優待は年間2回あり、保有株式数100株の場合、配当と合わせた総合利回りは3%を超えます(2021年6月29日時点)。コロナ禍にあっても最高益を達成しており、今後も大きく崩れることはないと思うので、しばらくの間、保有を続けたいと思います。
(投資は自己責任でお願いします)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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