3月&9月に権利確定するハウス食品グループ本社(証券コード:2810)の株主優待を紹介致します。2022年3月に到着しました。
株主優待を取得するための条件
対 象:3月31日および9月30日の株主名簿に、同じ株主番号で2回以上連続して、100株(1単元)以上の株式保有が記載された株主
内 容:同社グループ製品詰合わせ、寄付などから選択
株主優待を取得するには、毎年3月31日および9月30日現在、同社株式 100 株(1 単元)以上を、半年以上継続保有している必要があります。
今回紹介させて頂くのは、所有株式数:200~1,000株の株主優待になります。以下から一つ選択することができました(『株主優待のご案内』より抜粋)。
株主優待到着
株主優待は2022年3月3日に届きました。一目で同社からと分かる白地の段ボール箱で届きました。蓋を止めるテープの色も白色で統一感があって好印象です。
株主優待の内容
今回選択させていただいたのは、B-1「製品詰合せ」です。
箱を開けると、一番上に株主の皆様へと表に記載された『株主優待品のご案内』が入っていました。その下に同社グループ製品が整然と入っていました。
割れやすいと思われるスナック菓子が段ボールの仕切りで囲われており、しっかりと設計された箱になっていると思います。
株主優待の製品
「製品詰合せ」として入っていた製品は、以下の10品となります。
- 1日分のビタミンゼリー (グレープフルーツ味)
- ウコンの力
- 完熟トマトのハヤシライスソース
- おろし生わさび
- あらびきコショー
- とんがりコーン あっさり塩
- バーモントカレー 中辛
- シチューミクス〈クリーム〉
- 北海道シチュー〈クリーム〉
- 咖喱屋ハヤシ
にわか健康志向から、最近は添加物が気になるところです。各製品の原材料名を確認すると、『あらびきコショー』には何も添加物が入っていないようです。原材料名に記載されているのは、ブラックペッパー(マレーシア)のみですが、その栽培方法や残留農薬はどうでしょうか。
同社ホームページによると「残留農薬に関する法令への適合性については、原材料の使用農薬や管理状況などの情報を入手して、問題のないことを確認しています。」とのことでした。
(参照元:原材料 | 安全・安心への取り組み | ハウス食品)
株価の推移
ここ3年の株価の推移を確認すると、優待の権利取り(基準日3月末、9月末)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。 優待の取得には3月末および9月末の株主名簿に、同じ株主番号で2回以上連続して記載される必要があるためかもしれません。
また、この3年のスパンで見ると株価は1,000円以上、下げています。😢
むすび
ハウス食品グループ本社の株価は2022年3月4日の終値が2,949円でした。2022年3月期の配当は年間46円を予想しています。このため、予想配当利回りは1.56%となります。また、予想PERは18.94倍、実績PBRは1.13倍です。
同社の2022年3月期 第3四半期の売上げは対前年同期比0.2%増、営業収益は同9.1%減、経常利益は同4%増、純利益は同97.6%増でした。なお、経常利益ならびに親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期に計上した持分法による投資損失や減損損失が減少したほか、投資有価証券売却益を計上したことなどにより増益となったとのことです。
2022年3月期の連結業績予想は、2021年11月5日の発表からの変更はなく、売上高が256,000百万円(対前年同期比2.4%増)、営業利益が20,000百万円(対前年同期比3.0%増)、経常利益が22,200百万円(対前年同期比11.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が14,700百万円(対前年同期比68.0%増)となっています。
同社の株主優待は年2回あり、寄付を含む自社グループ商品から選択が可能となっています。自社商品が中心なので優待廃止の可能性は低く、業績が急に崩れることもないと考えていることから、しばらくの間は保有を続けるつもりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の動画はこちらになります👇 動画内にはASMR風の開封場面もあります。もし、宜しければご覧ください。