3月&9月に権利確定するハウス食品グループ本社(証券コード:2810)の株主優待を紹介致します。3月権利確定の株主優待は2024年8月末ごろに到着しました。
ハウス食品の株主優待制度
対象:3月31日および9月30日の株主名簿に、同じ株主番号で2回以上連続して、100株(1単元)以上の株式保有が記載された株主
内容:自社グループ製品または寄付
株主優待の取得には、毎年3月31日および9月30日現在、同社株式 100 株(1 単元)以上を、半年以上継続保有している必要があります。
今回紹介させて頂くのは、所有株式数:200~1,000株の株主優待になります。
以下から一つ選択することができました(『株主優待のご案内』より抜粋)。
これまでに、『B-1製品詰合わせ』や『B-2製品詰合わせ+壱番屋グループ食事券』などを取得したことがありましたが、今回は、『B-6 GABANスパイスセット』を選択しました。
株主優待到着
株主優待は2024年8月末ごろに届きました。
側面に同社のロゴが印刷された白地の段ボール箱で届きました。一目で同社からの荷物ということが分かります。
箱の蓋を止めるテープの色も白色で、いつものことですが、統一感があって好印象です。
(宛名を剥がした跡が見苦しくて申し訳ありません🙇)
他の側面には、キャラクターが印刷されています。「リンゴキッドとなかまたち」のキャラクターのようです。やなせたかしさんが創作したものでしょうか。
株主優待の内容
今回、選択した優待品は『B-6 GABANスパイスセット』です。
箱を開けると、一番上に『株主優待のご案内』と記載された案内状が入っていました。
さらにその下に『GABANスパイスセット やすらぎレシピ』が入っていました。
『GABANスパイスセット やすらぎレシピ』には、GABANスパイスセットを利用した以下の7種のレシピが記載されていました。
「ジンジャーハーブティー」「スパイシーココア」「コリアンダーティー」「カルダモンコーヒー」「スパイシーカフェオレ」「チャイ」「チリレッドアイ」
後ほど、紹介いたしますが、『B-6 GABANスパイスセット』に入っていたスパイスは6種類です。このため、このレシピに記載されているものを全て作れるわけではないのですが、個人的にはとても参考になると思いました。
そのうち作って飲んでみたいと思います😄。
『GABANスパイスセット やすらぎレシピ』の下に、整然とGABANスパイスセットが収められていました。
1段目に3個、2段目に3個の合計6個です。
具体的には、以下の6個(種)でした。
- ジンジャー
- ブラックペッパー
- シナモン(カシア)
- チリパウダー
- カルダモン
- コリアンダー
保有株式数の違いによる選択可能な株主優待の違い
株主優待の申し込みに際し、事前に送られていた『株主優待のご案内』には、 保有株式数ごとに選択可能な株主優待の内容が記載されていました。
具体的には、保有株式数が100株~200株未満の場合、以下の3種類から選択できました。
また、1000株以上保有の場合は、以下の8種類から選択できました。
1,000株以上保有の場合の株主優待では、『C-6 GABANスパイスセット』を選択すると、GABANスパイスが8種入っているようです。このため、上記の『GABANスパイスセット やすらぎレシピ』に記載されているレシピの全てに対応できそうです。
株価の推移
ここ3年の株価の推移を確認すると、優待の権利取り(基準日3月末、9月末)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。
優待を取得するのに、半年以上の継続保有が必要であることが影響しているのかもしれません。
同社の業績は、このところ安定していると感じます。株価は適正なレベルを維持しているのではないかと思います(個人の感想です…😓)
むすび
ハウス食品グループ本社の株価は2024年9月13日の終値が2,973.5円でした。2025年3月期の配当は年間48円を予想しています。このため、予想配当利回りは1.61%(2024年9月13日の終値ベース)となります。また、予想PERは21.16倍、実績PBRは0.99倍です。
同社の2024年3月期の業績は、原材料費などのコストアップ圧力に対し、国内外グループ各社が価格改定や効果的なコスト運用を進めるなか、海外食品事業は各展開エリアの市場環境変化を受け大幅な減益となりましたが、他の4つの事業セグメントが増益となり、グループトータルでは増収増益となりました。具体的には、売上高が299,600百万円(前期比108.9%)、営業利益が19,470百万円(同116.7%)、経常利益が21,085百万円(同115.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益が17,580百万円(同128.6%)でした。
なお、2025年3月期 第1四半期決算については、売上高が増収(前年同期比106.1%)営業利益が増益(同113.5%)、経常利益が増益(同109.1%)でした。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に退職給付制度改定益を計上したことから、減益(同44.6%)となりました。
2025年3月期については、売上高が320,000百万円(前期比6.8%増)、営業利益が21,000百万円(7.9%増)の予想となっています。
同社の株主優待は年2回あり、寄付を含む同社グループ製品から選択することができます。100株もしくは200株を保有した場合に、配当に株主優待を含めた総合利回りが最も高くなりますが、約2.3%(2024年9月13日の終値ベース)となり、個人的にはそれほど高くないと思います。
しかし、優待品は自社製品が中心なので優待廃止の可能性は低いと思いますし、株主優待の取得のために少なくとも6か月以上の継続保有が必要になることから、応援の気持ちを込めつつ、しばらくの間、このまま継続保有するつもりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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