株式会社バンダイナムコホールディングス(証券コード:7832)の株主優待が届きました。その内容を紹介いたします。
バンダイナムコの株主優待制度
対象:毎年3月31日を基準日とし、100株以上を保有されている株主。
内容:保有株式数に応じた株主優待ポイント
※ポイント=1円相当
株主優待ポイントで交換できる商品など、同社の株主優待制度に関する記事はこちらになります👇 ご参考になれば幸いです。
株主優待到着
株主優待は2021年7月11日に株主優待サイトから申込みました。そして、2021年7月23日に届きました。
会社のロゴと「株主優待商品在中」との記載がある封筒で届きました。
この封筒の中に、さらに「株主優待券」と印刷された内封筒が入っていました。
内封筒の中に、こども商品券が入っていました。2000ポイントを全てこども商品券と交換したので500円の券が4枚入になります。
こども商品券とは
- 株式会社トイカードが発行している商品券です。
- 全国の「こども商品券」加盟店で1枚につき500円分のお買い物に利用できます。
- おもちゃのほか、子ども服、ベビー用品、文房具、自転車、さらには遊園地・水族館・タクシーなど全国の加盟店で利用できます。
- 今回の券の有効期限は2025年12月31日です。
なお、『こども商品券』ご利用の手引きには、「おつりをお出しすることができません。額面と等額でご利用いただくか、あるいは額面以上のお支払いにご利用いただき、現金と併用してください。」との記載があります。実際に某大手スーパーで利用したときにはおつりが出ましたので、店独自の判断でおつりを出してくれることがあるようです。
株価の推移 (ここ3年間)
優待の権利取り(基準日3月31日)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。
同社の2021年3月期の業績が増収・経常増益となったこともあってか、株価はコロナ禍前の水準に回復後、2020年12月1日には上場来高値を付けました。その後は、調整のためなのか、徐々に下がり続けているように見えます。
むすび
バンダイナムコの株価は2021年7月21日の終値が7,240円でした。2022年3月期の配当は年間48円と予想されています。このため、予想配当利回りは0.66%となります。また、予想PERは24.48倍、実績PBRは3.12倍です。
同社は2021年3月期において、デジタルを活用した販売・マーケティングを強化する等、顧客のライフスタイルや嗜好の変化に適合するための様々な施策を推進したとのことです。各事業において新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けましたが、国内外のトイホビー事業においてハイターゲット層(大人層)に向けた商品や、新規IPを活用した商品等が人気となったほか、ネットワークエンターテインメント事業において、ネットワークコンテンツの主力タイトルや家庭用ゲームのリピート販売が好調に推移したことから、2021年3月期の業績は、増収・経常増益となりました。具体的には、売上高740,903百万円(前期比2.3%増)、営業利益84,654百万円(前期比7.5%増)、経常利益87,612百万円(前期比9.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益48,894百万円(前期比15.2%減)となりました。
今期(2022年3月期)については、次期中期計画及び中長期での持続的な成長に向けて、事業基盤や組織体制を整備するため、全世界で各事業がALL BANDAI NAMCOで一体となり、これまで以上に融合・連携を加速する、とのことです。また、新規IP創出と既存IPの育成を強化し、グループの幅広い事業を活用しIP軸戦略のさらなる拡大と、グローバル市場での事業展開を推進する、とことです。これらの施策を推進することで、2022年3月期の連結業績は、売上高750,000百万円(前期比1.2%増)、営業利益75,000百万円(前期比11.4%減)、経常利益76,000百万円(前期比13.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益52,000百万円(前期比6.4%増)と予想しています。
同社の配当は、ベース配当に業績連動配当が上乗せされるため、実際の配当利回りは上記よりも高くなることが予想されます。しかし、現状の株価では株主優待を加えた総合利回りは4%を超えないと予想します(個人の予想です)。このため買増しは考えていませんが、現在所有する株式は当面、保有を続けたいと思います。
(投資は自己責任でお願いします)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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