株式会社ケーズホールディングス(証券コード:8282)の株主優待が届きました。その紹介をいたします。
ケーズホールディングスの株主優待制度
対象:毎年3月31日現在および9月30日現在の基準日株主名簿に記載または記録された株主
内容:優待券(1,000円券)
なお、1年間以上の継続保有で、優待券が追加になります!
対象:毎年3月31日現在および9月30日現在の基準日株主名簿において、連続して3回以上、同一株株式番号にて、記載または記録された株主
※2021年3月31日の株主名簿が変更適用開始1回目となります。
株主優待到着
株主優待は2021年6月30日に株式関係書類に同封されるかたちで届きました。
封筒の中には、さらに「株主ご優待券在中」と印刷された内封筒が入っていました。保有株式数100株、保有期間1年未満なので優待券が1枚になります。
優待券は…
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1,000円未満のお買物にも利用可能です。(※お釣りは出ません。)
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1回のお買物に32枚(32,000円)まで使えます。
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ケーズデンキ全店舗で利用できます。(※店頭での支払いに限ります。)
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有効期限は2021年12月31日まで、です。
優待券は、工事代金、修理・部品代金などにも利用できる、とのことです。(※出張修理時の支払いには利用できません。)
株価の推移 (ここ3年間)
優待の権利取り(基準日3月31日、9月30日)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。
同社の2021年3月期の業績は、売上げ、利益共に過去最高となりました。しかし、今期(2022年3月期)は前期の反動もあり、減収減益の予想となっていることもあってか、株価はこの4ヶ月下がり続けています。
むすび
ケーズホールディングスの株価は2021年7月2日の終値が1270円でした。2022年3月期の配当は年間40円と予想されています。このため、予想配当利回りは3.15%となります。また、予想PERは7.94倍、実績PBRは0.95倍です。
同社の2021年3月期は、特別定額給付金による特需や、テレワークの普及によるパソコンや周辺機器への需要、大型テレビや生活家電への巣ごもり需要などを取り込むことで、売上げ、利益共に過去最高となりました。具体的には、売上高が7,925億42百万円(前年同期比111.9%)、営業利益が517億37百万円(前年同期比156.8%)、経常利益が567億47百万円(前年同期比153.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益が387億34百万円(前年同期比179.9%)となり、全てにおいて、過去最高となりました。
一方、今期(2022年3月期)については、特別給付金特需の剥落などの反動もあり、減収減益の予想となっています。具体的には、売上高7,720億円(前年同期比97.4%)、営業利益445億円(前年同期比86.0%)、経常利益490億円(前年同期比86.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益320億円(前年同期比82.6%)を見込んでいます。
同社の株主優待は年2回です。所有株式数100株の場合、配当を合わせた総合利回りは4.7%になります(2021年7月2日時点)。さらに1年以上の継続保有で、総合利回りは6%超に向上します。長期保有による利回りUPに向けて、当面、保有を続けたいと思います。
(投資は自己責任でお願いします)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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