株式会社オートバックスセブン(証券コード:9832)の株主優待が届きました。その紹介をいたします! 優待の権利を取得するには1年以上の継続保有が必要になります。
オートバックスセブンの株主優待制度
対象:毎年3月末日及び9月末日の株主名簿に記載されている株主
内容:保有株数と継続保有年数に応じたオートバックスグループギフトカード
※保有期間1年未満の方への株主優待品の進呈はありません。
次回から、株主優待制度の一部制度が変更になります。
変更後の株主優待制度
保有株式数300~699株の方に影響があります。現行制度では300株を3年以上保有する場合が最も利回りが高かったのですが、変更後は保有株式数が700株以上でないと3年以上保有しても利回りは上がりません。また、保有株式数300~699株で、1年以上3年未満の保有の場合は利回りが3/5に低下します。とはいえ、保有株式数300株の場合の利回りは、100株の場合と同じなので、それほど悲観する必要はないのかもしれません。
制度変更後に最も利回りが高くなるのは1,000株を3年以上保有する場合になります。
株主優待到着
株主優待は2021年6月24日に株式関係書類に同封されるかたちで届きました。
封筒の中に、さらに内封筒が入っていました。表面に株主優待の内容が印刷されています。100株を1年以上保有ですので、オートバックスグループギフトカード1,000円券が1枚になります。
オートバックスグループ ギフトカードとは…
- 日本国内のオートバックスグループ店舗で利用できます(一部店舗を除く)。
- 購入できない商品(燃料、保険、税金、飲食、たばこ等)があります。
- 現金との引換えはできません。
- 釣銭はでません。
- 有効期限はありません。
有効期限がないため、何年か分を貯めて使うこともできるので個人的には魅力的を感じます。
株価の推移 (ここ3年間)
1年以上の継続保有が必要なためか、優待の権利取り(基準日3月末、9月末)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。
同社の株価は2020年3月17日に上場来安値を付けています。その後、コロナ禍において増益を達成したこともあってか、株価は少しづつ持ち直しているようにみえます。
むすび
オートバックスセブンの株価は2021年6月25日の終値が1,475円でした。2022年3月期の配当は年間60円と予想されています。このため、予想配当利回りは4.07%となります。また、予想PERは15.91倍、実績PBRは0.96倍です。
同社の2021年3月期は、4~5月においてコロナ禍の影響を受け、売上が大きく減少しましたが、6月以降は回復傾向となりました。また、販売費及び一般管理費の削減などを努めた結果、売上高は、前年同期比0.4%減少の2,204億49百万円、営業利益は前年同期比39.4%増加の105億77百万円となりました。
今期(2022年3月期)については、依然として新型コロナウイルス感染症の影響が不透明であり、影響の長期化が予想されることから、売上高は前年同期比2.7%増加の2,265億円、営業利益は前年同期比10.2%減少の95億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比5%減少の67億円と予想しています。
同社の株主優待は年2回です。100株を1年以上継続保有の場合、配当を合わせた総合利回りは5%を超えます。株主優待の権利を失うと、再び権利を得るためには、最低1年以上待つ必要があるため、業績を注視しつつ、当面、保有を続けたいと思います。
(投資は自己責任でお願いします)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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