3月に権利確定する株式会社サンマルクホールディングス(証券コード:3395)の株主優待を紹介いたします。100株以上の保有で、10%もしくは20%の割引になる『株主様ご優待カード』が贈呈されます。株主優待は2025年6月に届きました。
株主優待を取得するための条件と優待内容
優待対象基準日:毎年3月31日(年1回)
優待制度の内容:保有株式数100株以上で『株主様ご優待カード』1枚
株主様ご優待カードの提示により、下記店舗での飲食料金が、下記料率相当額で割引されます。
※2025年5月31日現在の情報です。最新の利用可能な店舗については、同社サイト等でご確認ください🙇
株主優待到着
株主優待は2025年6月12日に株主総会招集通知書に同封されるかたちで届きました。封筒の外観からは株主優待が入っているかどうかは分かりません…😅。
封筒の中に…
封筒の中には『株主様ご優待カード』が1枚、株主総会招集通知書等と同封されるかたちで、台紙に固定された状態で入っていました。
株主様ご優待カードは…
- 有効期間:7月1日~翌年6月30日
- 有効期間中は何度でも繰り返し利用できます。
- 同伴者も一括払いにて同じ扱いになります。
- 他人に貸与・譲渡できません。
- 他のカード、割引券との併用はできません。
- 紛失/破損した場合、適切な手続きをすることで再発行できます。
※最新の情報は、同社サイトでご確認ください🙇
ちなみに、過去の『株主様ご優待カード』を並べてみると、とてもカラフルでした😄
今回のカードと似た色もありましたが、横に並べると微妙に異なります。(大した意味はないですね…😅)
株価の推移
ここ3年の株価の推移からは、優待の権利取り(基準日3月末)のために株価が大きく上昇するタイプではないようにみえます。
同社の業績は、コロナ禍に落ち込みましたが、その後、回復基調が続いていると思います。このためか、同社の株価はここ3年、上下動を繰り返しながらも上昇傾向が続いているように感じます。(個人の感想です…😅)
むすび
サンマルクホールディングスの株価は2025年6月24日の終値が2,311円でした。2026年3月期の配当は年間52円と予想されています。このため、予想配当利回りは2.25%となります。また、予想PERは25.28倍、実績PBRは1.64倍です。
同社の2025年3月期の連結業績は、売上高が708億95百万円(前期比9.8%増)、経常利益38億39百万円(前期比39.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は25億40百万円(前期比162.0%増)と増収増益でした。コロナ禍の影響が緩和し、人流回復による既存事業の売上が堅調に推移したこと、また、既存事業における競争力強化策が奏功し、効率性が向上したことにより営業利益が改善しました。また、牛かつ2業態のM&Aにより、これらの1‐3月期の売上高、および各段階利益などの業績に寄与しました。
2026年3月期の連結業績は、既存店売上、原価率は前下期の水準が継続する前提での計画として、売上高が810億円(前期比14.3%増)、経常利益が44億円(前期比14.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が20億円(前期比21.3%減)と連続増収、経常増益の見込みとなっています。なお、2025年3月期に実施した吸収合併による繰延税金資産の計上が8.2億円純利益の押し上げ要因として同期に含まれたことに対する反動によって、当期純利益は減益見込となっています。
進行中の中期経営計画については、今回のM&Aによって中期経営計画の数値を3年前倒しで達成する予定です。このため11月には、この変化を受けて、2029年3月期目標の修正を含む中期経営計画の更新を予定しているとのことです。
株主還元に関しては、現在の方針を継続予定とのことです。具体的には、配当は下限を50円として増配基調を想定しており、株主優待の「株主様ご優待カード」による同社グループ直営店及びFC店における割引も継続することを想定しているとのことです。
同社の株主優待利回りは、店舗での飲食料金に依存するため、利用が多くなると、その分、利回りも高くなります。個人的にはグルテンフリーを目指していることもあって、株主優待を使う機会はあまりなかったのですが、すし処函館市場は機会があれば利用したいと考えています。また、コーヒーは良く飲むので、倉式珈琲店のサイフォン珈琲を一度、試したいと考えています。
業績は好調が続く予想となっており、株価も長い目で見れば右肩上がりが続くのではないかと考えていることもあり、当面は同社の株を保有し続ける予定です。
(投資は自己責任でお願いします)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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