i-papax’s blog

経済的にも身体的にも健全な状態を維持・向上するための『資産形成(金融、健康など)』や、こどもと一緒に採取した『いきもの』について発信します。

白いイソガニ(顔!?のような甲羅の模様)ー実践飼育方法

川の河口付近でこどもがカニを捕まえました。おそらくイソガニだと思います。甲羅の模様が顔(?!)のように見えます。

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はじめに

ある夏の日に、川の河口付近でこどもがカニを捕まえました。おそらくイソガニの一種だと思います。よく見かけるイソガニは色が濃い個体が多い気がします(統計を取ったわけではないので単なる印象ですが…😓)。

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イソガニの一種(※色が明るい方は脱皮殻)
(個人の印象として、よく見かけるタイプ😓)

 

イソガニは個体ごとに様々な色や模様をしていますが、こどもが捕まえたイソガニの中に甲羅の模様が顔のように見える個体がいました。全体的に明るい色で、他の個体にはない個性を感じます。そこで、このイソガニを飼育することにしました。

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イソガニの一種

イソガニの飼育法(エアレーションなし)

イソガニを飼育する際、大きめの水槽にエアレーションを付けて、ろ過装置で…とするのが理想的だと思います。ただ、今回、捕まえたイソガニは2cmに満たない小さなカニであり、単独飼育とすることから、小型の飼育容器を利用してエアレーションや特別なろ過装置が無い状態で飼育を始めることにしました。

 

飼育容器と底石

飼育容器の大きさは、具体的には、幅約18cm×奥行き約12cm×高さ約12cm程度のものを用い、底石として麦飯石を入れて、あとは飼育水を入れるだけの簡単な環境で飼育を始めました。

特別なろ過装置を入れないことから、多孔質である麦飯石には小さな穴による汚れの吸着や、バクテリアが棲み着くことによる生物ろ過の効果を期待しています。

 

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「飼育容器(+麦飯石)」と「汽水と海水の素」

飼育水

イソガニは一般的には海水で飼育することになるものと思います。しかし、今回、飼育するイソガニは、川の河口付近で捕まえたものです。このため、海水というよりは、汽水のほうが元の生息域に近いのではないかと想像しています。

そこで、カミハタの「汽水と海水の素」という人工海水の素を利用して飼育水をつくることにしました。この製品は一箱に4袋の粉末状の人工海水の素が入っているものです。汽水(海水の1/4濃度)を作る際には、既存の洗浄した2Lのペットボトルに本製品を1袋と水道水を入れて、良く振り溶かすことで出来上がります。特別な計量を必要としないのでとても簡単です。今回、飼育するイソガニは、その生息域から想像すると、おそらく、塩分濃度に対し、それほど敏感ではない考えられるので、特に濃度の調整はしていません。

なお、カミハタの「汽水と海水の素」で、もし、海水を作りたい場合は、利用するペットボトルを500mlとすれば良いことになります。

飼育水の量は、イソガニが陸地に上がりたいときには上がれるぐらい、つまり、麦飯石の一部が水面よりも上になるような量としました。

イソガニの餌

イソガニは雑食性であり、自然界では、藻類、海藻、ゴカイ類、貝類、小魚など色々なものを食べているため、あまり選択に困ることは無いように思います。ただし、今回は飼育水の循環がなく汚れやすい環境なので、水の「にごり・ニオイ対策用」のザリガニの餌を与えることにしました。

具体的にはキョーリンの「ザリガニのエサ にごり・ニオイ対策用」です。キョーリンの商品紹介サイトによると、「生きた善玉菌(ひかり菌)を休眠状態で配合。体内で活性化して腸内バランスを整え、フンとともに排泄されて水のにごり・ニオイを抑えます。さらに消臭成分を含む茶葉を配合しました。」とのことです。

実際に餌の食いつきはとても良いです。水の汚れに関しては他の餌との比較をしていないため効果は不明ですが、週に一度は飼育水の入れ替えはすることにしました。

イソガニの脱皮

上記の方法でイソガニの飼育を続けたところ、ついに4回目の脱皮に至りました。

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4回目の脱皮

かなりお手軽な方法でイソガニの飼育を始めましたが、ここまでは順調に成長していると思います。

これまでの脱皮殻を比較すると、その成長の変遷を垣間見ることができます。

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成長の変遷(脱皮殻)

当初は、甲羅に顔のような模様を確認できたのですが、脱皮を繰り返す内に顔模様は段々薄くなり、ほぼ消えてしまいました。特に目にあたる部分の模様が消えてしまったのは残念です。
なお、脱皮殻は、自然界において貴重なカルシウムなどの栄養源となります。このため、イソガニが自ら食べるために飼育容器の中に残しておいた方が良いのかもしれませんが、飼育水の汚れ防止及び良質な餌を与えていることから、成長の記録のために採取することにしています。

 

 

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脱皮後のイソガニと飼い始め当初のイソガニ

今回の脱皮で、甲羅の模様はかなり薄くなりました。飼い始めの頃と比較すると、甲羅の模様の違いや脚の色の違いがよく分かります。

 

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脱皮後のイソガニ

甲羅の一部に赤色に見える部分があります。カニの血液にはヘモグロビンがありません。このため、魚類や哺乳類のように血液の色は赤くはないためケガをした訳ではないと思います。与えている餌にザリガニの色を赤くするカロチノイドが含まれているので、その影響かもしれませんが、真実はわかりません。

 

 

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脱皮後のイソガニ(正面)

正面から見ると、イソガニ特有の斑点がありますが、本当に白くなったと感じます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

白いイソガニが動く姿はこちらの動画から確認できます👇。

もし宜しければご覧頂けると幸いです。 

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