アース製薬株式会社(証券コード:4985)の株主優待を紹介致します。同社はコロナ禍のなか、2020年12月期は過去最高益を達成しています!
対象:6月末基準日および12月末基準日に同社株主名簿に記録された100以上を保有する株主
優待内容:グループ製品詰め合わせ
贈呈時期:基準日6月30日→9月予定
基準日12月31日→翌年3月予定
株主優待到着
株主優待は2021年3月24日に届きました。保有株数100株の株主優待になります。アース製薬のロゴマークが記載された段ボール箱で届きました。
箱の中身は、全部で4製品でした。
具体的には、以下の4製品です。
- アース蚊とりお香 森露の香り(アース製薬)
- お部屋のスッキーリ! プレミアムコレクション ソープ&ミュゲの香り(アース製薬)
- きき湯ファインヒート スマートモデル(バスクリン)
- 快適ガードさわやかマスク レギュラーサイズ7枚入り(白元アース)
この中で、個人的に惹かれたのは「アース蚊とりお香」です。15分の燃焼で12時間の効きめ、とのことです。箱を開けると、水滴のような形をしたお香が10個入っています。また、専用のお香立て(おそらく陶器製)も付いており、何か懐かしくもあり、新鮮なようでもあり、これまでの蚊取りとは印象が違います!
まだ、🦟蚊の季節ではないので火はつけていませんが、さわやかな香りがしています。
株価の推移
ここ3年の株価の推移からは、同社の株価は株主優待の権利取りのために上昇するタイプではないようにみえます。
同社はコロナ禍のなか、2020年12月期に過去最高の業績を達成しており、株価は2020年6月に上場来高値を更新しています。コロナ禍における新しい生活様式に伴う顧客需要の変化がポジティブに働いたこと、虫ケア用品では良好な気象条件の後押しがあったこと、日用品では新製品が寄与したこと、さらに総合環境衛生事業の伸長もあり、業績を伸びたようです。
むすび
アース製薬の株価は2021年3月29日の終値が6,790円でした。2021年12月期の配当は年間115円と予想されています。このため、予想配当利回りは1.69%となります。また、予想PERは21.39、実績PBRは2.71です。
同社は、「ACT For SMILE-COMPASS 2023-」と称する、新中期経営計画をスタートしています。グループ構造改革に向け、グループ全体でモノサシ(評価軸)を再定義し、インフラを刷新することで効率化を進める、とのことです。
また、アジア収益基盤の拡大、ESG・オープンイノベーション、コストシナジーの創出、などを進めるために新株発行による資金調達を行い、さらなる成長に向けた取り組みを進めています。
株主優待を得るためには最低67.9万円(上記株価の場合)が必要になり、優待利回りは1%と未満と決して高くありません。株主優待自体は実用的なものが多いと感じますが、優待目当ての投資だとお得感は感じないかもしれません。
新中期経営計画では、さらなる成長に向けた投資を行うとのことで、今後も長期的に成長が続くことが期待されます。また、株主優待は長期保有(3年以上の継続保有)に対する優遇もあり、内容が自社グループせいひんであることから廃止のリスクも低いと思いますので、長期保有する予定です。
(投資は自己責任でお願いします)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の動画はこちらになります👇 ASMR風の開封(開梱)シーンもあります。もし、宜しければご覧ください。